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これからの歯周病治療

歯磨きの指導と歯石取り、歯周外科治療などを中心に行われてきた歯周病治療。患者さんも術者も、 いっしょうけんめい頑張っているのに、満足できる結果が出ない、再発が多い… 多くの 疑問と悩みが残ったままでした。


これまでの歯周病治療の問題点は!
「歯周病は感染症であるのに、細菌学的なアプローチが足りないのでは」 「口腔内の細菌の状態を改善せずに外科的な治療を行っているのでは」 「細菌の感染経路を断ち、再感染を防ぐことにもっと注意が必要では」

これからの歯周病治療☆☆☆ターゲットは細菌です!
位相差顕微鏡(細菌を生きたままの状態で観察できます)で口腔内の細菌の状態を確認します。
歯肉が腫れたり化膿していて歯周病菌が多く確認される場合は、お薬や塗り薬で除去します。
歯面や歯周ポケットを薬液で洗浄しながらスケーリング(歯石取り)をしていきます。歯石の付着状態、歯の動揺度、知覚過敏などを考慮してハンド(手技)のみで行うか、エアースケーラーや超音波スケーラーを使用するのかを選択し、痛くないように施術していきます。
安定した口腔内の細菌の状態を維持し、再感染を防ぎます。歯周ポケットには“つまようじ法”を使って炎症を抑え、歯肉の強化を計ります。“つまようじ法”は機械的刺激を与えて歯肉の線維組織の増殖を促す方法で、スケーリングとメンテナンス時に応用しています。

※位相差顕微鏡を使った内科学的アプローチについて詳しくお知りになりたい方は、国際歯周内科学研究会ホームページをご覧ください。

※つまようじ法について詳しくお知りになりたい方は、お口の健康ネットワークホームページをご覧ください。

★一口メモ★
歯周病は全身疾患のリスクになります。

肺炎
歯周病菌が感染し、肺炎をおこすことがあります。

心臓病
細菌性心内膜炎をおこすことがあります。

糖尿病
血糖コントロールが難しくなり、悪化させることがあります。

早産
歯周病があると、早産や未熟児を出産する確率が7倍になると言われています。

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