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これからのむし歯治療

むし歯は、細菌が原因で起こる感染症の一つです。むし歯ができる条件には他にも幾つかありますが、 直接の原因が細菌感染であることから“歯の内部に侵入した細菌を完全に殺菌する、再感染を防ぐために修復物は確実に接着させる” ことが治療の重要なポイントです。

むし歯の無菌化

歯髄(歯の神経)をとると、歯は栄養補給ができなくなり強度や弾性が低下していきます。 歯髄が感染して歯根に病巣ができると、歯を保存することが難しくなることもあります。

“できるだけ歯を削らずに歯髄を保護する。歯根が感染した場合でもできるだけ抜歯しない” 感染した歯の内部を薬剤で無菌化することにより、歯へのダメージが少ない治療を行います。


修復物の接着

「治療したのにまたむし歯に…」「銀歯がとれてしまった…」歯の磨き方が悪いからです!と、ばかりは言えないことが分かってきました。 キーワードは咬合力(咬む力)。くり返しかかる咬合力が修復物と歯の間に隙間をつくり、再感染や脱落の原因になっていたのです。

“咬合力に負けないように修復物を強固に接着する。もしも接着がこわれても、侵入してくる細菌に耐酸性の歯質層で対抗する” 薬剤で歯面の清掃処理を行い、フッ素を含む接着性セメントを用いることにより、歯質の強化と確実な接着を行います。


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