■ニューストピックス

歯列接触癖

今の日本人では、上下の歯が接触する時間(咀嚼、会話、嚥下の時に瞬間的に起こります)は、 一日のうち17分30秒だそうです。この時間を超えて常に歯を接触させる癖や、夜間の過度の 歯ぎしりやくいしばりなどがあると、口を開閉する筋肉や歯を支える歯根膜、顎の間接に 障害が出ることがあります。

咬み合わせると歯が痛い、口を開けると顎が痛む、頬部や側頭部に痛みを感じるなどの症状で 来院される患者さんが増えています。とくにパソコンを使う機会が増えてから徐々に多くなったような 気がします。日常生活や仕事での緊張で、思わず過度の咬みしめが起きていることが少なくありません。

症状によってはマウスピースや緊張をとるお薬を使うこともありますが、治療の中心はリラクゼーション。 マッサージやストレッチで筋肉の緊張をほぐしていくと同時に、歯を接触させる癖をやめる練習をしていきます。 即効性はありませんが、ご自身で意識して緊張をなくしていくことが重要なポイントです。


新型コロナウイルスとうがい

抗菌性洗口液はインフルエンザウイルスを不活化させるため、 同じタイプの新型コロナウイルスに対しても有効ではないかと考えられています。
また、感染したコロナウイルスは鼻や喉よりも口腔に多く存在することが確認されているため、 うがいは手洗いとともに重要な感染予防対策だと思われます。

当院では診療前に抗菌性洗口液でのうがいをお願いしています。 また、日頃の歯みがきで口の中を清潔に保つことも感染予防に有効だと言われています。
ある小学校では給食後の歯みがきを励行したところ、インフルエンザの流行を抑え、 学級閉鎖することもなくなったそうです。


診療時間変更

新型コロナウイルス感染症対策の一環として診療時間を変更しました。 一日おきに午前中診療として、機械・器具・用具の滅菌消毒と院内の清掃・感染予防対策を徹底して行っています。
また、密な状態を避けるため予約日・予約時間の調整を行っています。 ご希望に添えないこともあるかと思いますが、よろしくご協力のほどお願い申し上げます。



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