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歯列接触癖

今の日本人では、上下の歯が接触する時間(咀嚼、会話、嚥下の時に瞬間的に起こります)は、 一日のうち17分30秒だそうです。この時間を超えて常に歯を接触させる癖や、夜間の過度の 歯ぎしりやくいしばりなどがあると、口を開閉する筋肉や歯を支える歯根膜、顎の間接に 障害が出ることがあります。

咬み合わせると歯が痛い、口を開けると顎が痛む、頬部や側頭部に痛みを感じるなどの症状で 来院される患者さんが増えています。とくにパソコンを使う機会が増えてから徐々に多くなったような 気がします。日常生活や仕事での緊張で、思わず過度の咬みしめが起きていることが少なくありません。

症状によってはマウスピースや緊張をとるお薬を使うこともありますが、治療の中心はリラクゼーション。 マッサージやストレッチで筋肉の緊張をほぐしていくと同時に、歯を接触させる癖をやめる練習をしていきます。 即効性はありませんが、ご自身で意識して緊張をなくしていくことが重要なポイントです。